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けんぼうの釣りと暮らし2007.11 ようこそ!



 

 



DATE: 2007/11/03

タイトル: 終わり良ければすべて良しやな・・・前編

記事番号: 228.

昨夜の大阪出張からほとんど寝ずに
能登島へ遠征してきました。
AM4:00 現地到着。
鴫島入り江や太公望前を覗くと、
早くも場所取りしておられる方々がいて、
それを見て、
なんとなく釣れない気がしましたので、
思い切って島の南側の能登島大橋の近くに
釣座を構えました。
  


今回はK氏の運転で乗せてもらってやってきました。
昨日の出張の影響で、
私には運転する体力が残されておりませんでした。
島の南側のポイントでAM10:00まで頑張りましたが、
予想に反して結果はウラ目に出てしまいました。
写真は「K氏ハゼを釣る」ですわ。



そして「私はタコを釣る」です。
ここはマダコやイイダコがやたらと多い

のです。AM10:00までにマダコ3、イイダコ3釣りました。
しかしカレイは釣れておりません



島の南側だから、対岸の和倉温泉や七尾市街を
眺めながらの釣りになります
が、皆さん、この日はすばらしく綺麗な朝焼け
が見られました。
ココロが洗われます。来て良かったと思いました。
この綺麗な景色を見たら、
もう釣果なんてどうでもいい(そんなことないけど)
と思えてしまいます。
釣果にこだわるなんて小さい小さい・・・
→(負け惜しみ)
なんとなく気分はヤケクソモードになっております。



AM10:00 あまりにも釣れないので、移動しました。
ここでの釣果:私はマダコ3 イイダコ3 
ヒトデとケムシとフグ多数

そしてK氏はハゼ1 ヒイラギ3 
同じくヒトデとケムシとフグ多数でした。

 

 



DATE: 2007/11/03

タイトル: 終わり良ければすべて良しやな・・・後編

記事番号: 229.

1時間ほど島内の状況を確認しながら、
再び太公望前に移動してきました。
幸いにも突堤以外の左右両側は空いていました。
AM11:00スタート。この日の潮は小潮で
満潮を少し過ぎた状態でした。
まだまだアオムシ3,000円分が残っています。
丸セイゴ15号にアオムシを
4匹房掛けにして、ドボンドボン放り込みました。



こんな有名な場所が空いていることと、
やはりカレイの時期的にはまだ早いこともあって、
このときはなんとなく釣れる気には
なりませんでした。
ところがですわ、皆さん、いきなり竿先を激しく
叩き続ける大アタリが出ました。

予期せぬ確率変動ですわ。巻き取ると、
ぐいぐい抵抗するわ、潜ろうとするわ、
私は『絶対コイツは良型のチヌ」と確信して
巻き取っておりましたが、上がってきた
のは30cmジャストのイシガレイでした。
分厚いカレイですねぇ。跳ねる力も
強いですわ。
産卵前のカレイのパワーに驚いてしまいました。
「最初からここで釣ってたら良かったんやわ」



このときが時合いだったのでしょうか?
バタバタバタバタと正午までに、
私はイシ30cm、イシ29cm、イシ34cm、マコ23cmの計4枚を揚げました。



一方、K氏は午前中は釣れませんでしたが、
午後になってイシ32cm
イシ33cmの計2枚を揚げました。



その後、夕方になって、
再び私がマコ30cm、イシ27cmを追加して、
PM17:30 日没終了です。
この日の釣果は、
私が6枚、K氏が2枚、合計8枚でした。
 この時期にしては上出来ですわ。
皆さん、
産卵前のカレイはメチャメチャ引きますね。
「竿満月」・・・
久々にサカナのグイグイ絞め込む感触を
味わいました。

 

 

DATE: 2007/11/11

タイトル: あらら、うちの水槽が腐敗臭になってしもたがな・・・

記事番号: 233.

今週になって、我が家のマンションの
キッチンに置いている水槽が少しずつ
濁り始めました。なんでやろ?
と考えていましたが、
エサをやり過ぎたためなのか、
それともヤドカリを沢山入れ過ぎたためなのか、
はたまた室温が下がって水温が影響を
受けたためなのか、ぜんぜん判りませんけど、
底面に敷いていた砂が黒く変色して
きました。
明らかに硫化物が堆積してきていると
思われましたが、どーしたら良いのか
判りません。でもこんな劣悪な環境の中で、
けなげにも泳いでいるガチャピンが
とってもかわいそうでした。
とりあえず、応急処置として、
嵐がやってきたみたいに
水槽の水をガンガンかき回して、
汚泥を浮き上がらせて、
ネットで汚泥をすくい取った後、
予備の、 ,br>1ケ月前に菅浜で汲んできたポリタンクの
海水を18リットル交換してやりました。
またUVランプに繋がる給水ホースが完全に
汚泥で詰まっていたので、洗浄してやりました。
いちおう応急処置としてはこんなことしかできません。
しばらく様子を見てみましょう。
今回は海水を全て換えてやるこことが
できなかったので、あとは善玉バクテリア君に
期待するしかないでしょう。







DATE: 2007/11/23

タイトル: 貧しさに負けたぁ♪いえ、寒さに負けたぁ〜カレイの幻影を追い求めて。

記事番号: 238.

異常に寒いです。3連休の初日、
私とO氏で相談して丹生漁港へやってきました。
目指すはカレイです。
ところが午前中の天気は時雨と異常低温、
そしてムケシ、

そして根掛かり。
そのような状況で頑張るなんてヘンですわ。
これはもう強制労働みたいなもんですわ。
シベリア抑留?
私の初獲物はこのトラギス?アナハゼ?
こんな奴のために高価なマムシをつけている
のではないのです。



私は16号丸セイゴ針だったので、
エサ取りがウジャウジャいると思っていたら、
O氏がピンギス数匹連続して釣り上げました。
エサ取りはキスだったのですね。



さて、丹生漁港の奥はイマイチパッとしなかったので、
竹波海岸の寿し波の前へ移動してみました。
ここもキスばかりいるようです。



キスのアタリは頻繁にありましたが、
なんせ16号丸セイゴ針にはぜんぜん乗って
くれませんでした。
ようやくドデカキス1匹を確保しました。
これはこれで楽しいけれど、・・・・。
「いったいカレイはおるのかおらんのか?
はっきりせんかい



O氏は小さな針で私の10倍キスを釣り上げていました。
でもカレイは釣れてません。
O氏曰く「カレイを途中でバラしてしもた」らしい。
結局2人ともカレイはボーズでした。
昨週の釣姫漁港といい、
本日の丹生漁港といい、カレイはいったい何処へ
行ったのでしょうかねぇ。

 

 

DATE: 2007/11/24

タイトル: カレイ求めて迷走・・・常神の段

記事番号: 239.

昨日の丹生〜竹波の区間はまだまだキス、
ベラが多くて、
カレイが釣れる気がしませんでした。
そりゃ能登島や浜地〜波松の区間で釣れば、
釣れる確率はうんと高まるでしょう。
でも、やっぱり私は天邪鬼。・・・
インターネットでカレイに関する記事を
深夜まで検索し続けると・・・、・・・?
・・・ツネガミ?・・・小川?・・・・・。
 小川かぁ。
昔はマコ40cmが沢山あがっていたらしい。・・・
あくまでもネット記事ではあるが。
昨晩は釣行の疲れが出て、
ぐっすりと眠ってしまい、目覚めたのはAM6:45。
おっと危ねぇ、早く出発せねば、
・・・ということで、北陸道をぶっとばし、
常神半島の細いぐにゃぐにゃ道を時速40kmで
ドリフト走行させながら(笑)、
やってきました小川漁港。
現地到着AM8:50、走行距離100kmジャスト。
でもやはりここは遠いですわ。
初めての場所だったので、まずは漁港内を
いろいろ物色することにする。
・・うんうん、
広い駐車場とバス待合所とトイレ完備、
そして自販機にはビール、
発泡酒まで売っている。・・・
「釣りの調査せんかい」と天の声。
港内は、漁船が係留してあり、
ネット記事ではこの間を狙うと良いらしい。
でも底には
石畳と海草、
そして漁船を繋ぐロープ、
・・・いったいどこに投げろっちゅうねん?
外側の見える大波止に行ってみました。
・・・壁が高くて登れないので外側が
よく判らりません。
でもしかし、そんな高い壁の上で投げ竿4本を外向きに
投げておられる紳士がいたので、
ストレートに訊いてみました。
「カレイ釣れましたか?」と訊くと、
「えっ、やっぱり本当に、釣れるんですか?」
と聞き返されました。
どうもキスしか釣れてないみたいです。
そこで、私はすかさず状況を察知して、
地元の釣りマニアになりすましました。
「ああ、本当やで。ここは根掛かりが多いけど、
シモリの間のわずかな砂地に
マコガレイが潜んでいるから、
砂底を見つけたら集中的に狙うんや。
3色以内でええからな。」
・・・全てネット情報の受け売りでした。
適当に海に指を差して
「毎年あのへんがええのやけどなぁ」
と出まかせに嘘をつきました。
言っときますけど私はこの地は初めてなの
ですわい



結局私はあちこち調査しましたが、
最もミーハーなポイントの漁港駐車場で
竿を出しました。
左には昨夜カニをたらふく食べて飲んだ
大阪の家族連れ、
右には岐阜から来たエギンガー親父、に挟まれて、
正面に向かって竿を3本出しました。

右の竿を巻き取ると、さっそく根掛かりで
力糸ごとセットで取られて失ってしまいました。
そして真中の竿を巻き取ると、やはり根掛かりで
同じく取られて失ってしまいました。
そして左の竿には何か付いていましたが、
巻き取ると20cmほどの磯ベラでした。
砂底なんてどこにも無いぞ



AM10:00頃になると、昨夜カニを食べた民宿に
宿泊していた観光客が
チェックアウトしてウジャウジャ出てきて、
私の周りにやじ馬が集まってきたので、
嫌になって移動しました。



そこで、移動したのが、塩坂越のテトラ帯でした。
ここはええですわ。誰もおらんです。静かでした。
竿を3本出してみましたが、沖は砂地でした。
エサ取りも少ないです。
せいぜい大きなフグやヒトデぐらいでした。
・・・今回はカレイは釣れませんでしたが、
あと1ヶ月もすれば、きっとカレイ、
そしてアイナメが釣れそうな場所でした。
ここは景色も良くてええですわ。



このテトラの穴釣りもええと思いますよ。
今日はベラしかいませんでしたけどね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先週から、私は、カレイを求めて
迷走していますが、結論としては、まだまだ
水温が高くて、何処行ってもキスやベラが
ウロウロしています。
これらがカレイやアイナメに変わるのは
もう少しだと思うのですが・・・。

 

 

DATE: 2007/11/24

タイトル: 10,000円分の塩マムシを作りました。

記事番号: 240.

明日の晩から1週間の予定で旅に出ます。
会社をクビになったのではありません。
その前の準備として、
1万円分の塩マムシを作りました。
あくまでもこれは予備の非常事態に
備えてのエサです。
旅先でアオムシが手に入れば
優先してアオムシを使用する予定です。
旅先は昔から一度行ってみたかった場所です。
そこは鯛とカレイの宝庫と聞きました。
旅先でユムシも手に入れば買いたいです。
 マムシも水分を抜くと、なんと、
ちょっぴりしかありません。
これで5日持つのか不安です。

 

 

DATE: 2007/11/27

タイトル: 遠征レポ1 なんとかやってきました。

記事番号: 241.

彦根から6時間運転して、
やっとこさやってきました。
26日AM3:30米子のエサ屋かめやさんさんで、
マムシを注文するとおいてなかったので、
しかたなくアオムシ8,000円分を購入しました。
この辺は島根半島の弓ヶ浜という
一級釣り場なのだそうで、帰りにでも
是非とも竿をだしてみたいと思います。



AM4:00七類港に到着しました。
後で地元の人と喋っていて判ったのですが、
「しちるい」ではなくて、
「しちゅるい」と読むのだそうです。
ここから隠岐汽船のフェリーに乗って、
島後の西郷港まで行きます。



我が愛車のプロボックスもバック行進で
船の後ろから乗り込みました。
船の左舷に後ろ向いて停めさされました。



島後の西郷へやってきました。
2時間半の船旅は短いようで、遠かったです。
その昔、後醍醐天皇が南北朝の争いに敗れて、
ここへ流されてきたとは、
当時そんなに立派な船もなかったでしょうに。



えー、島にはコンビにがないのでした。
セブンイレブンもローソンも無いのです。
しかたがないので、
島のスーパーみたいな店で、
飲み物とおやつを買い込みました。

 

 

DATE: 2007/11/27

タイトル: 遠征レポ2 加茂漁港へやってきました。26日PM1:00-4:00

記事番号: 242.

西郷港から西へ約5kmの加茂漁港へ
やってきました。
ここはカレイが沢山いると聞いてきたので、
やる気満々でした。
漁港に到着するなり立て看板に詳しい地図が
書いてありました。
風裏になるところを選んで、
地図の上部の工事している
新波止の横の旧波止に陣取ることにしました。



竿4本セットしました。
それぞれ漁港の真ん中へ
広角にフルキャストしました。
水深は10〜15mでしょうか。
この日は天気も良く、気温も高く、
小春日和みたいでしたが、
時々台風のような突風がふいて、
何度も三脚ごと倒されてしまいました。
この日は中潮で、
この時間は上げ潮でした。



PM2:00穂先を元気に叩くようにして
アタッてくれたのは22cmチャリコ君でした。
いつもならキープしたいですが、
狙いは大物ですので、針をはずして
リリースしました。



PM14:30今度は穂先をブルルルルルーンと
長く引き込むようなアタリで、
上がってきたのは22cmのキス君でした。
これもリリース。うーん、いつものおかず
釣りみたいな雰囲気になってきましたわ。



PM15:00久々の強いアタリが出ました。
今度は20cmのチャリコ君でした。
コイツ、針を奥まで丸呑みしていたので、
リリースできません。しょうがないので、
キープです。こんなところまでやってきて、
小さな真鯛とは・・・トホホ
皆さんに笑われてしまいそうです。続く。

 

 

DATE: 2007/11/27

タイトル: 遠征レポ3 加茂漁港もなかなか釣れず・・・。

記事番号: 243.

どうもまだ水温が高くて、
カレイはいないようです。
そして、ヒトデやケムシもおりませんわ。
私、思うのですが、
小浜〜北陸の海でケムシが大繁殖して
いるのは、海が汚れつつあるので、
ケムシが多くなるのだと思いますわ。
ここへきて、竿を出している波止場の
足元には、ゴロゴロ紫ウニがおります。
手を延ばせばすぐに掴めそうです。
それほどきれいな海です。



しかし、ここにも、あの、憎たらしい、
巨大なエチゼンクラゲが
打ち上げられていました。
コイツは、私が思うのに、
絶対に中国人の産業汚染が
招いた結果だと思います。
工場廃液の垂れ流しが東シナ海を
富栄養化をもたらし、
クラゲをこんなにも大きく
してしまったのだと思います。
黄砂も同じで、地球の自転と共に、
空気の流れや海流の流れは
西から東へやってきます。
環境意識の低い中国よりも東にある
日本がかわいそうです。



なかなか釣れないものですから、
環境問題や社会問題など、
とりとめもなく考えてしまいましたが、
そんなときに、
1匹のネコが近づいてきました。
コイツはたぶん、地元のネコでしょう。
隠岐に生まれて隠岐で育ったネコなのでしょう。
コンビニのチキン棒の味を知らないネコ。
ひょっとして、特殊な
「隠岐のヤマネコ」かもしれません・・・
そんなことないか・・・。
あまりにもニャンニャン鳴いて
私にアピールするので、
先ほどキープした
チャリコをくれてやりました。
ネコは礼も言わずにチャリコを咥えて
立ち去りましたが、

・・・針呑み込まないでくれよ。
気つけて食べろよ

・・・変な心配ばかりしていました。



どこで゜チャリコを食べたのか
知りませんが、気がつくと、
私の車の下に居ついてしまいました。
「早く次のご飯ちょーだい」と
せがまれているようでした。



PM16:00 突然漁船が帰ってきて、
停泊するから、どけって言われたので、
強制撤収です。あー怖わ、
竿が船で折られるところでした。撤収です。
本日の釣りは終わり。

本日の釣果 
チャリコ2匹 20,22cm キス1匹 22cmのみ 
ここにはまだカレイはおらん。

 

 

DATE: 2007/11/28

タイトル: 遠征レポ4  隠岐2日目 中村漁港へいってきました。

記事番号: 244.

さて、2日目です。
ホテルの朝食が海草入りおかゆさんで、
とっても胃にやさしく、
おいしくいただきました。
ホテルの仲居さんから中村漁港のこと
を聞きましたので、そこへ直行です。
島の中央を走る国道を通って
一気に島の北東部へ向かいました。
天気はあいにくの風が強く、
雨が降ったり止んだりの繰り返しでした。
風はなぜか東からの風で、
ちょうど向かい風になり、
とっても釣り難かったです。



AM9:30 竿4本体制で釣り開始です。
4本を並べ終えていっぷくというときに、いきなり、
1本が大きく押さえ込まれました。
AM9:50 手応え十分であがってきたのが
コイツです。
やりました
31cmのプリプリのマコガレイちゃんでした。
コイツに会いにわざわざ隠岐までやって来た
甲斐がありました。
いきなりのゲットで、やる気が沸いてきました。
風雨の中、カレイの釣れたポイントへ
マシンガンキャストです。



ホンマ綺麗なマコガレイでしたわ。・・・
写真撮影を終えてリリース。
「おまえを食べたいがまだまだ
日程は沢山あるので、海に返してあげます」
・・・話は飛びますが、
この日の晩にホテルの中居さんに、
リリースしたことを述べると、
あきれた顔をされました。
島根県にはリリースする人はいないそうです。



さて、マシンガンキャストしていた
のですが、その後はさっぱりでした。
いつものとおり、でかいキス君が
パラパラと釣れてきました。
AM10:00-10:45 の間に、
22.0cm,23.5cm,24.0cm 計3匹のキスが釣れました。
それだけでした。



むなしく時間は過ぎて、
そろそろ場所換えしようかな、
と考えていたときに、
原付に乗った地元のおっちゃんが
「釣れてるかぁ?」と話しかけてきました。
聞くところによると、
夏場はキロ単位でキスが釣れるそうです。
マゴチもムチャクチャ濃い場所だそうです。
さらに、この漁港のポイントをいろいろ
教えててただきました。毎年、ここへ、
シマノ?のフィールドテスターの方々が団体で
昼夜通しで釣りに来られるそうです。
このおっちゃんの話だけはすごいのですが、
冷たい風雨の中で続ける気力が沸きません。
おっちゃんに「どこか島の反対側で風の無い
場所はありませんか?」と訊くと、
おっちゃんのイチオシポイントを
紹介していただきました。そこへ転進です。
ここまでの釣果はマコガレイ1、キス3 でした。
  

 

 

DATE: 2007/11/28

タイトル: 遠征レポ5 地元のおっちゃんイチオシポイントへ転進

記事番号: 245.

さて、午後から島の西側へ転進です。
地元のおっちゃんの教えてくれたとおり
の道をたどって、車を進めました。
五箇村の近くの重栖漁港という場所を
目指します。
おっちゃんの指示どおりに来たら、
ホンマええ場所がありました。
おっちゃんの話では
「チヌを釣っていたら、目の前に海鵜が現れて、
海底のカレイを咥えて浮上してきたものの、
カレイが大きすぎて、
鵜は食べきれないので、
咥えているカレイを放した」というのです。
「だからカレイはおるよ」
という話でした。



AM12:30 さっそく、波止の先端に取って、
竿4本体制で再開しました。




AM12:45 いちばん右の竿に、
いきなり竿尻が浮くほど大きなアタリが
ありました。あわてて巻き取ると、
手応え十分で上がってきたのは25cmのキスでした。
ありゃりゃ〜カレイじゃないの?なんでやねん?



カレイはおらんのか?・・・うーん、
このまま続けるしかないか。
しかしここのキスはでかいな。
ピンギスなんて1匹もおらん。
生まれた稚魚からでかいのかな?



PM13:45 ひったくるようなアタリが
ありました。巻き取ると、
ガンガン引いて暴れます。
ん?巨大な尺越えのキスか?
・・・と思って巻き上げたら
31cmのセイゴでした。
きれいな魚体でしたわ。
コイツもリリース。
ここまでキスやらカレイやらセイゴやら
全部リリースしているが、
ホンマもったいない。
まっ、
オレは漁師とちゃうからええのや。



 

 

DATE: 2007/11/28

タイトル: 遠征レポ6  転進先の重栖漁港・・・続き

記事番号: 246.

さて、セイゴを釣り上げた続きです。
PM14:00 再びひったくるような
大きなアタリが出ました。
またセイゴか?と思い巻き取ると、
最後まで反転したり、潜ったり、
抵抗しながら上がってきたのはコイツでした。
「こんなん釣れましたぁ」です。



24cmの綺麗なチヌですわ。
黒鯛といいますが、少し青いですねえ。
縞々も綺麗し、ホンマええチヌですわ。
福井県の筏釣りやったらレギュラーサイズでっせ。
コイツもリリースしました。
元気に泳いで帰りました。



しかし、カレイはまだ釣れませんが、
ホンマええ場所です。
中村漁港で会ったおっちゃんに感謝です。
思えば、地元の人に情報をいただいて、
良い結果に繋がっています。
ホンマ嬉しいことですわ。釣りをしながら、
旅の良さをしみじみ味わっております。



ここにもエサ取りはおりました。
どこでもおるなコイツ。
隠岐にもおったか。
つづく。

 

 

DATE: 2007/11/28

タイトル: 遠征レポ7  転進先 重栖漁港 その後のその後

記事番号: 247.

PM15:00 しばらくフグのエサ取りの
猛攻が続いたのですが、突然、
これまでになかった強烈なアタリ・・・
ひったくって、竿尻が浮いて、
もっていかれそうな・・・がありました。
あわてて竿を手にすると、
道糸をガンガン引っ張っています。
・・・しばらくは竿を立てて、
ためて、耐えたあと、ゆっくりと巻き上げて
寄せてくると、またしても水中で
ギラッ、と光りました。
さきほどよりも一回り大きいヤツ・・・
こんなん釣れました。2匹目ゲットです。



綺麗なコイツ。黒じゃなくて青ですよ。



31cmありましたわ。ホンマに粘り強い、
力強い引きでしたわ。
・・・・コイツもリリース。
こんなのリリースしてええのやろか?
もったいない。
投げ釣りでチヌなんてめったに釣れへんのに
・・・。断腸の思いでリリースに
徹します。(涙)



PM15:30 ところがですよ、皆さん、
夢よ再びのそのまた再び
・・・3発目が来ました。
コイツも28cmのチヌでした。チヌ3連発です。
カレイは釣れませんけど、
チヌ3連発は大満足ですわ。



PM15:40〜16:30 (終了) までは、
再びキスが回ってきたのか、
21.0cm,23.0cm,24.0cmの3匹を追加しまして、
日没、終了にしました。
ホテルにPM19:00に夕食を頼んであるので、
いそいそと帰り支度をしました。
さあ、帰えろ、とナビを見たら、
西郷まで25kmもあるじゃないですか。
中、低速コーナーだらけのぐにゃぐにゃ
の細い山道を、1時間かけて
西郷まで戻ってきました。
隠岐島って大きいんですね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

本日の釣果
午前の部AM9:30〜11:30 中村漁港にて、
マコガレイ31cm1匹、キス(22.0,23.5,24.0cm)3匹
午後の部PM12:30〜16:30 重栖漁港にて、
黒鯛(24,28,31cm)3匹、
セイゴ31cm1匹、キス(21.0,23.0,24.0,25.0cm)4匹
なかなか良かったですよ。
思い出になりましたわ。ホテルの仲居さん、
中村漁港のおっちゃんに感謝です。

 

 

DATE: 2007/11/29

タイトル: 遠征レポ8 3日目は風強く、最悪のコンディション

記事番号: 248.

今朝ホテルで朝食を頂きながら外を見ると、
どんより曇り空になって強い風が
吹いていました。
初日の風は西→東、昨日の風は東→西、
そして本日の風は昨日同様
東→西、ですが台風並みに強いです。
でも皆さん、常識的に考えて、
何で東→西に吹くわけ?・・・
隠岐に来る前は冬季の気圧配置を考えて、
北または北西の風に強い島の東側のポイント
である中村、布施、卯敷などの攻略を
考えていましたが、全く役に立っておりません。
とりあえず、まだ一度も竿を出したことの無い、
このホテルから見えている対岸の
西郷湾を下見することにしました。
写真は西郷大橋をわたっております。



写真は西郷大橋を渡ったところにある
隠岐空港横の展望台から、
日本本土を見たところです。
本土の影も形もなくて、
ここ隠岐諸島は絶海の孤島で
あることがわかります。
しかし、今朝、ホテルを出て、市街地を
通り抜けたときに、ケイタイでメールしながら
不貞腐れてブラブラ登校する茶髪のロン毛の
ミニスカ女子校生を見ました。
このような異国の地みたいな島でも、
本土の都会と同じような女子校生はいるのだな(笑)。
結局のところ、
西郷湾のポイントは
向かい風が強くて竿は出せそうにありませんでした。



ということで、
やってきたのは初日に竿を出した
加茂漁港でした。
初日よりもさらに入り江の入り口近くにある
工事中の新設波止での竿出しです。
私以外誰もおりませんでした。
さっそく角地に陣取りまして、
竿4本体制で始めました。
AM9:50 開始です。



AM10:05 さっそくお約束したように ,br>ブルルルルルーンとアタリがあり、
20cmキスをゲット。
そしてAM10:15 今度は真ん中正面に遠投していた
竿のミチイトが大きくフケました。
「おおっ、こっ、これはカレイのサインじゃ」と、
竿を持ってグイッとあおると、
ズシッとした重量感、しかもコツコツと抵抗
しているのが伝わってきました。
こりゃ〜カレイでしょ・・・と慎重に巻き取ると
・・・アレ?赤いよん?・・・鯛かな?・・・
引き上げると、・・・あら、まあ、
珍しや、珍客なる、ホウボウでした。
まっ、本土の寿司屋では超高級魚ですが、
今の私には外道の他何者でもありません。
綺麗なヒレ、なぜか生えている足、
奇妙な形をしげしげと見て、
写真に収めてリリースしました。
その後はなぜかアタリが遠のき、
付けたエサがそのまま戻ってくるようになりました。
・・・場所換えしよう。

 

 

DATE: 2007/11/29

タイトル: 遠征レポ9  迷走だ。

記事番号: 249.

加茂漁港を離れて、昨日好調だった重栖漁港へ
転進しました。
途中、隣の福浦漁港なども下見しましたが
風が強くて竿が出せそうにありませんでした。
重栖漁港では昨日のポイントに入りたかったの
ですが、ここも強風のため>難しそうでしたので、
昨日の対岸に陣取ることにしました。
背後からの風は少し弱そうです。
竿を出した背後の広大な土地は、当初牧場かな?
と思っていましたら、どうやら、
コウノトリの生息保護地みたいです。



AM12:30 開始です。AM12:45 アタリなく
エサチェックのために
巻き上げた竿にフグが掛かっていましたが、
それ以外は木の枝、貝殻、海草など、
ゴミばかり掛かってくるので
やる気が失せました。
ここも早々切り上げました。



さらに北上して、
島の北西部の久見漁港に向かいました。
トンネルを越えると漁港があります。



久見漁港内の波止に大きな看板がありました。
「竹島かえれ、島と海」
なんでこんな僻地でアピールしてるのでしょうか?
・・・ここも風雨が強くてダメでした。



久見漁港の近くの田畑では、牛が放牧されていました。
こっ、これが隠岐牛なのでしょうか?

 

 

DATE: 2007/11/29 タイトル:

遠征レポ10   迷走の果てにたどり着いたのは・・・今津漁港

記事番号: 250.

カーナビで西側に開いている入り江を検索
しながら、島の西部をあちこち探して
探索しますが、「コレッ」と言った場所が
ありませんでした。最終的に行き着いたのは、
ホテルのある西郷湾と加茂漁港との間に位置する
今津漁港でした。
ここは穴場的存在です。
たぶん皆さん、うっかり見落としてしまいます。
ここは、ただ今、新設工事中です。
綺麗な漁港として整備中のようです。
隠岐空港のウラに位置しています。
写真の背景の造成土地は隠岐空港敷地です。



PM15:00 釣り再開です。
狭い漁港内の真ん中へ竿4本投げ込みました。
川の河口部みたいなカンジです。
深さは5m以上ありそうです。
我が愛車を風避けに使用して、
夕方まで討ち死ぬ覚悟でした。
PM15:45 突然投げ込んだ竿の1本が
ブルルルルルーンと引き込まれました。
巻き取ると、22.0cm キス君ゲットです。
またすぐアタリが続いて21.0cm キス君ゲットで、
さらに真ん中の竿には
19cm チャリコ君が掛かっていました。
・・・少しやる気がでてきましたが、
風雨がさらに強くなり、雨は本降りのように
なってきました。早よホテル帰ろかな
・・・熱い風呂に入りたいわい。



もう帰ろうかと思い始めていたときに、
いちばん漁港の奥に投げ込んでいた
竿がひったくられるように強烈なアタリが
ありました。
かなり抵抗してあがってきたのは、
今回の釣行での最長キス君でした。26.5cm キス
ひょっとして、ここで粘れば
30cmの尺キスも夢ではないかもしれません。



PM16:00 空は真っ暗になって、灯台が点灯
し始めたので、切り上げることにしました。
慣れない場所での無理はいけません。終了です。

本日の釣果
午前の部・・加茂漁港にて、
キス20.0cm1匹、ホウボウ20cm1匹
午後の部・・今津漁港にて、
キス( 21.0cm,22.0cm,26.5cm )3匹、チャリコ19cm 1匹。



PM16:30
ホテルへ飛び込むようにチェックインしました。
風呂に入って、・・・生き返りましたわ。
風呂上りの一杯はなんとも言えませんわ。
明日はいよいよホテルをチェックアウトして、
念願のアウトドア兼夜釣りに突入です。
隠岐での有終の美をぜひとも
飾りたいですわ。鯛君、カレイ君、待っといてや。

 

 

DATE: 2007/11/30

タイトル: おはようございます。西郷湾で竿出し

記事番号: 251.

おはようございます。
本日帰る朝になって、
ようやく風が止みました。帰る前に
塩マムシで゜竿2本投げ込んでおります。
西郷湾で初めて竿を出せました。
遠く見えているのが、帰りのフェリーです。
4日目〜5日目の釣行報告は帰宅してから
詳しく掲載したいと思います。


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