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けんぼうの釣りと暮らし2006.1 ようこそ!



DATE: 2006/1/4(水)

タイトル: 初釣りでマコガレイ2匹(32cmと28cm)、
アナゴ、カサゴ、ハゼ、ナマコ。

皆さんあけましておめでとうございます。
1月4日に初釣りに行ってきました。
場所は福井新港のパイプラインです。
この場所に来るまでどれだけ恐かったことでしょう。
管理人は午前4時に北陸自動車道を走っておりましたが、
今回のように、センターラインも路側帯も積雪で判らない、
真っ白な高速道路を走るのは初めてでした。
前にも後ろにも誰も走っておらず、道には、わだちすら
ありませんでした。
真っ白です。木之本インターで一度全員降ろされて、
警備員にチェーンのチェックを受けて、
「スタッドレスですけど大丈夫ですか?」と尋ねたら、
愛想なく「行ける行ける、OKや」と返してくれたものの、
いざ独りで雪の高速道路を走るのはなんと心細いことでしょう。
50km規制が出ていましたが、知らぬ間に80kmぐらい出てしまいます。
でもスリップすることを考えると、
もっともっとゆっくり走りたいのです。
どうにかこうにかしてAM7:00には福井新港へやって来ました。
やはりここは釣り人の聖地なのです。初釣りをするならここです。
しかし、外海は恐ろく荒れていて、高さ5m以上の波が白灯のある
北堤の上を越えてきます。
同時に暴風雪で、空は真っ暗でした。
お世辞にも「ロミオロメンの粉雪」なんてことは言えません。
猛吹雪の中、「男は黙ってサッポロビール」
じゃない、釣竿を4本も出しました。
だいたい80m付近に扇形に投げ分けました。誘導型仕掛けです。
エサは必殺「アオマム」で今回は攻めてみました。
AM8:00、エサをこまめに動かして、誘いを掛けていると、
何気なく1本を巻こうとしたら、
グイグイし抵抗しているのが伝わりました。
「何か付いている」そう思い、リールを巻くとめちゃ重い
ではないですか。
そして・・浮かんできたのは32cmのマコガレイでした。
でっぷりと太ったカレイでした。
昨年の暮れに浜地海岸で釣ったのは同サイズのイシカレイ
でしたが、マコガレイのほうが大きく見えます。
吹雪の中「やりました」「今年は初めから縁起がいいわい」。
「ここは釣れる」と確信しました。





DATE: 2006/1/8(日) タイトル: イワナのお造りです。

 昨年末に朽木村で釣り上げて持ち帰ったイワナを
潰して、お刺身を作りました。
イワナの味には甘味があって、醤油との相性はバツグンです。
歯ごたえはあまりないですが、
めちゃめちゃ柔らかくて口の中でとろけました。



DATE: 2006/1/8(日) タイトル: 創作料理イワナ皮のきずし

2006/1/8 (Sun)  創作料理イワナ皮のきずし

イワナの刺身を取った残りの部分で何か一品できないか?
アイデア創作を試みた。綺麗な模様の皮の裏側に
わずかであるが脂肪と赤身が付着しているから
旨みがあるはずです。
しかし川魚だし、皮だし、寄生虫や細菌が心配です。
どーする?そうだお酢で〆てみよう。
やさしい米酢に砂糖を加えたところへイワナ皮を浸けました。
時間にして1時間ぐらい浸けていると身の部分が白くなってきた。
これを引き上げて酢をきり、短冊に切って、皿に盛り付けてから、
醤油を垂らしてみた。
どうだ?ん?・・・・とっても美味でした。
まっ、酒の肴だな。

 




DATE: 2006/1/14(土) タイトル: 石川県能登島(のとじま) どやっ、
イシガレイ4匹、粘りましたよ。

天気予報では、13−15日は南方からの温帯低気圧の通過で
気温上昇が見込めるので、せっせと釣り道具を積み込みました。
今回はヤフーオークションで購入した釣竿の
オリンピックキューバ4.2メートル(骨董品)3本を試したくて、
期待ワクワクです。
14日午前AM1:00に彦根を出発。すでに雨が降っていたが、
北陸自動車道は雪の障害もなく走りやすかった。
私もそうだが、みんなイチカバチカ、一攫千金狙いで、
大物釣りのプライド・名誉が欲しくて、チャレンジしている。
・・・投げ釣りというのはスポーツである。
ゴルフと同じで、釣果には飛距離が大きく影響する。
私の年齢も42歳になってしまい、
今が体力ピーク、この先はどんどん飛距離が落ちてくるだろう。
大抵の投げ釣りマンは年老いてくると、グレードの高い(高価な)
「良い道具」を購入して、もっと軽くて、高反発力の」竿
を購入して体力の衰えをカバーしようとする。
しかしとっても高価な竿でないとカバーできない。
このごろ釣り場で見かける初老の釣り師は
大抵デリカやハイラックスやパジェロで現われて、
私には手が出ないような最新ロッドを振り回して、
服装やクーラーバッグがとってもオシャレなのだ。
そういう人は大抵、「ご隠居さん」か、個人商店の店主か、
サラリーマンでも偉いさんなのである。
だからよく飛ばすし、よく釣る。・・・
話をもとに戻すと、体力のピークを考えると、
今回の釣行は「千載一遇のチャンス」かもしれないと感じていた。
敦賀、南条、武生、福井、加賀、金沢・・すっ、すごい雪だ。
金沢西を降りて、能登有料道路を北上したが、
能登半島もすごい積雪だ。
能登島までたどり着いたが、
過去の記憶とは全く違う景色に戸惑ってしまった。
知ってるポイントは積雪でどこも入れない。
・・・・超有名一級ポイントの鴫島入り江でも、
積雪で入るポイントが見つからなくて困ってしまった。
RV車なら積雪もゴイゴイ入り込んで行けるが、
いくら世界のトヨタプロボックスといっても
無理なのだ。・・・・どうにかこうにか探して入った。
オリンピックキューバを2本セットして、
さらに振出し竿2本出して、合計4本出した。
14日は大潮で、干潮AM8:30、満潮PM14:00であり、
まだまだ引き潮で、満潮のチャンスまでずいぶんと時間がある。
オリンピックキューバは今は亡きオリンピック釣具社の
名竿中の名竿であり、
私が中学生の頃は「長いのがキューバ、短いのがアマゾン」
として一般常識だった。
当時のキューバの販売価格は35,000円で、
「釣りの友」「関西の釣り」の広告で知って、
実際には須磨、垂水、舞子などの阪神間の有名ポイントで
なければ見られない超高級竿だった。
誘導式仕掛けにエサの青コガネをつけて30号のオモリを付けて、
キューバを「上段の構え」にしてみた・・・
「うわー、めちゃめちゃ重いぞ。
それに太くて、反発が鈍い・・・
ホンマ振れるのかいな?」・・・・
そして振りぬいた「エイッ、」・・・
うわー、だめだ踏ん張る体力が無い。
カラダが踏ん張れなくて、速いスイングができない。
人差し指にかけた道糸を外すタイミングがわからない。
振り抜いた後の竿先のブレが大きくて
定型姿勢に持ち込めない。・・・
チャポッ、飛距離60mぐらいしか飛ばなかった。
本来ならば120〜130m飛ばせる名竿なのだが・・・。
重すぎる。現代の軽い竿に慣れきっている。
トホホ・・・もっとカラダを鍛えなくては・・・。
AM7:00から昼過ぎまで全くアタリはなかった。
フグも釣れない。ケムシも釣れない。
付けたエサがそのまま残っている。アカンがな。
どーすんねん。
雨の中濡れネズミになって頑張ってこれかい。
PM13:00過ぎに、見逃しそうな小さなアタリがようやく出た。
竿を持って「聞いてみた」ところググッ、と手応えがあり、
巻くと重い。
28cmのイシカレイだった。
今日はじめてのアタリがカレイだった。
その後、満潮を向かえ、
夕方のPM19:00までに合計5回アタリがあり、
そのうち2回は針に乗らず、
残り3回はイシカレイを釣ることができた。 全部で4匹(30cm、28cm、25cm、22cm)釣ることができた。
過去最高の匹数である。
大物こそ出なかったものの、この雨の中で
粘りに粘った結果である。
PM19:00終了。スムーズに帰ればPM23:00ぐらいに
帰宅の予定であるが、
運転と同時に睡魔が襲ってきて、
あちこちで仮眠と休憩を繰り返しながら、
北陸道をヨタヨタとAM2:00に帰ってきた。
しかしながら・・・ 
尼御前の豚骨チャーシューラーメンは旨い。





DATE: 2006/1/15(日) 釣られたイシカレイは刺身と焼き魚になりました。

20センチ以上のカレイを4枚も釣ると、
何でもできますね。
一番大きな30センチのカレイは片身だけ刺身を取って、
あとは塩をふって焼き魚にしました。
残り22センチと25センチも塩焼きにしました。
1匹は余ったので冷凍庫行き。
産卵後のイシカレイは身が薄いので、
あんまり食べ応えはありませんでした。
でも酒の肴には◎です。大変美味しかったです。
この冬、釣り上げたカレイは通算10枚、
そのうち30センチ以上を3枚も釣りあげたのだから、
この冬は豊漁だと思う。





DATE: 2006/1/28(土) タイトル: こんなに釣っていいのか?超大漁!!
能登島鴫島入り江
イシカレイ合計41枚、36cm×2枚、34cm×2枚、
33〜30cm×8枚含む

二週前の釣行では、あいにく雨模様の土曜日となって、
せっかく能登島へやって来たのに、
フィッシングパーク太公望の前で、車を横付けして
楽チン釣りをしていたために、
結果4枚に終わってしまった。
この翌日から、ネット情報では爆釣が続いていて、
なんともうらめしい限りであった。
そして二週間が過ぎて・・・給料日の直後、寒波なし、大潮、
しかもPM14:00に満潮、
入り江の奥に大型・・・なまこ船さえいなければ・・・
千載一遇のチャンスがめぐってきた。
こりゃ行くしかないでしょ。石川県能登島まで280kmあるけれど、
北陸道さえ雪がなければなんとかなる。
そして、こういうときに必要なのは"一発屋"??・・・
そうだ!!さすらいの釣り師K師を連れて行こう。・・・
というわけで、K師と2人で世界のトヨタプロボックスは
AM1:00に彦根ICから北上。
途中敦賀のエサ屋若潮屋で青ムシ・マムシを大量に買い込んで、
再び北陸道を北上し、能登島へ着いたのはAM5:30だった。
現地鴫島入り江に到着して、幸いなことに
まだ誰も来ていなかった。
これはチャンスとばかりに釣り座を確保するために、
さっそく入り江最奥部へ重い荷物を
持って移動した。K師と合わせて計8本の竿を
セットティングして夜明けを待つ。
AM7:00に第一投。
計8本のうちすぐに同時に3本の穂先がガンガン当たる。
即、あわせるが2本空振りして針に乗らなかった。?
ひょっとしたら越冬キスの仕業かな??と思いながら、
3本目の竿をゆっくりと巻き取った。
おっ、お・も・い・・重いぞぉぉおおお!!竿が満月に弓なり・・
リールを巻くのが一苦労・・
これはカレイだなと思って慎重に巻き取ると・・・
ゴンゴンとすごい締め込みを見せた。
手前のシモリに潜り込まれないように強引に巻いたら、で、
出ました尺カレイ。うれしいY。
はっ、はやく次を投げるのだと、すぐに第二投目を入れる、。
するとまたアタリがあり、またカレイが揚がった。・・・・
エサをつける→投げ入れる→糸フケをとる→少し誘いをかける
→アタリが出る→竿を持ち上げ
テトラの上に乗る→しゃくって巻き取る→カレイを釣って〆る
→再びエサをつける→再び投げる
この一連の動作を繰り返し、しかも4本の竿でやるのだ。
いっ、忙しいぞ。休憩できない。
ゼーゼーハーハー・・・暑い。汗が出る。ときたま雪がちらつく。
しかし暑いのだ。
忙しい。休憩したい。・・・・なんだかんだ言って、
午前中に20枚を上げてしまった。
一方K氏はなぜかアタリがなく、ふと見ると
グーグーいびきをかいて寝ていた。
K氏のエサはマムシとボケだったのが悪かったのだろうか。
PM14:00の満潮を迎えて、
K氏にもアタリが出だして、尺クラスのダブルなども出て、
とうとうPM16:00には合計41枚になってしまった。
移動するために少しでも軽くしようとクーラーボックスの代わりに
持ってきた発泡スチロールのトロ箱がとうとう満杯になって
蓋が閉まらなくなってきた。
重さにして10kgほどになっている。、ど−すんねん。
行きより帰りの方が荷物重いやんけ。
疲れているのにしんどいやろ。
今日は土曜日だし、エサの青ムシもまだまだ残っている。
もし私が10歳若ければ「おい、もう一泊しようや」
と言っていただろう。
しかしPM16:00過ぎの時点でカラダは限界を超えて、
悲鳴を上げていた。
こんなに釣れることなんてもう二度と起こらないだろう。
今日の日は二度と忘れないだろう。



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