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けんぼうの釣りと暮らし2008.10 ようこそ!



 

 

DATE: 2008/10/12

イトル: 久々の釣りなのに・・・前編

記事番号: 409

2週間も釣りをしていないと、
禁断症状が出てきて、イライライライラ・・・。
3連休だし、思い切って遠距離の七里御浜や
能登島へ遠征をしたいのですが、
過去の実績から考えて一発に賭ける確率の高さでは
福井新港か、あるいは三国突堤が良いのでは?。
ということで最初の目的地は三国突堤で
夜釣りする予定でしたが、
サンセットビーチから見た堤防は
テトラに波がぶつかって白い水柱が立っておりました。
しかたなく、安全だと思われる福井新港の北防で
始めることにしました。
しかし猛烈な北風です。
油断すると飛ばされそうです。
エサは「わしだ」さんでアオムシ2,000円、
ユムシ10個、
そしてサビキ用レンガを買って用意しました。
まずはサビキで豆アジを10匹ほど釣って、
投げ竿1本と、足元への捨竿にルアー竿1本に、
それぞれアジのませ仕掛けを作って投入しました。
ヒラメ、マゴチ狙いです・・・が・・・あれまっ、
すぐにアジたちはことごとくイカ様野郎に
脳天延髄切りをかまされてノックアウトです。



本日はさすらいの一発屋のK氏も同行です。
そうです、特大外道を釣らせたら
この人は天才と言えるぐらい
「変なの」釣るんです。はい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しかしなぁ、ホンマ、この強風
どないかならんかい!! 怒 !!! 
吹き飛ばされそうです。それに寒いし、
防寒服にはホカロンも入れておりました。
まったく真冬の釣りのようですわ。
北風に逆らわずに、
我々は内側を向いて釣っておりましたが、
PM19:30頃から、外側の背後から高い大きなウネリが
堤防の高さまで押し寄せてきました。
強風で波のしぶきも背後から飛んでくるし、
ウネリは足元まで越えてきそうだし、
暗い中でメチャ怖い状況になってきました。
思わず、「てっしゅうぅぅぅぅぅううう(撤収)」です。
夜釣りでの時化はとっても怖いですわ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その後、新港の内側の第二排水口あたりで
竿を出しておりましたが、まったくアタリも無く、
思い切って敦賀まで戻ることにしました。
北からの強風が吹くと、
越前海岸から波松周辺は
ウネリに弱いですね。
風裏になる場所がありませんわ。



さてPM23:30に福井新港から撤収して、
敦賀周辺を、あてもなくジプシーの旅となりました。
北風に強い場所はと言うと・・・
えーと、「まず浦底やな」と私が言うと・・・
「そやそや浦底や」とK氏。
さっそく浦底の公園前までやってくると、
おわっ、すごっ、
ケミホタルの行列です。満員御礼ですわ。
しかも公園前の狭い道には
キャンピングカーまで置いてある。
3連休は凄い人出ですな。
しかも「こんなクソ狭い道で、転回もでけへんのに、
どないするの?キャンピングカーさん」。
我々は竿も出さずに浦底を諦めました。
次なる北風に強い場所は、・・・
えーと、「丹生漁港やな」と私が言うと・・・
「そやそや丹生漁港や」とK氏。
注) K氏には普段から主体性がまったく見られない。
縄間から敦賀半島を横断して、
丹生漁港へやってきました
・・・が・・・うわっ、なんじゃこりゃ・・・
海面に漂う電気ウキの赤色群。
ここも満員御礼でした。
そして執拗に浮かべて邪魔するブイ群。
とても投げ竿を出す勇気が湧きません。
ここ丹生漁港も諦めました。
 次はどないすんのや?・・・、・・・、
えーと、カーナビの地図を睨んで
「塩坂越やな」と私が言うと、
「そやそや、しゃくしや」とK氏。
でもあそこの堤防の先端は2人入れへんで。
しかも堤防先端から外側へ定置網が仕掛けてあるで。
たぶんアカンわ。・・・
うーん、ほんなら神子の堤防へいこか?
ということで、
真夜中の常神半島の曲がりくねる道を、
ちんたら、神子までやってきますと・・・
おわっ、堤防の上が夜祭りみたいにケミやLEDの
乱れ打ち状態。
しかも、
漁港のいちばん奥のスペースが満車で
駐車できません。
すぐにここも諦めて
いちばん遠い常神漁港へ・・・。
しかし皆さん、もう報告するまでもなく、
諦める運命でした。
トホホ。なんでこんなに釣り人だらけやねん?
おれも釣り人やけど、
おまえらいったい何処から湧いてきたんや?
普段は何しとんねん?
たぶん「エギ禁止令」出したら、
ここから2/3はおらんようになるで、ホンマ。
ということで、
すでにもうこの時点でAM3:30になってしまったので、
朝まで少し仮眠することにして、
最終的には神子漁港の少し手前の小さな砂浜で
竿を出すことにしました。
少しだけ寝てAM5:30再開です。
1本針にアオムシをたっぷり付けて投げ込むと、
すぐにコンコンとアタリがありました。
何か付いているかな?・・・
巻き上げてヘッドライトをあてると、
おおーっ、これは赤ちゃんアコウちゃんじゃないの?



アコウが釣れるんやったら粘りましょか。
日が昇るまでにいっぱい釣っておきたいのですが、
なかなかうまくいきません。
体長5cmぐらいのチャリコが邪魔します。

そして日が昇ると、アイツが目を覚ます
・・・アイツ・・・そうです。
このベラベラ野郎です。
見てください、この写真。
このベラ野郎の唇に15号の丸セイゴ針を
見事に掛けてやりました。至難の業です。



ところで、こんなヤツが釣れたんですけど、
コイツはいったいなんやろ?
あなたはなんちゅうサカナですか?
投げ釣りでは見たことのないヤツですわ。

海の中はまだまだ夏の海ですね。

・・・・・・・・・・・後編へつづく。

 

 

DATE: 2008/10/12

タイトル: 久々の釣りなのに・・・後編

記事番号: 410

さて、
しばらく神子周辺の砂浜で釣っていたのですが、
次第にベラ、フグなどのエサ取りと、
ミニチャリコの邪魔と、
沢山の釣り人が押し寄せてきたので、
AM11:00撤収しました。
 さて次は何処行きますか?
どこもかしこも釣り人だらけですよ。
えーと、ですね、じぁあ、
このまえ調査できなかった五大湖周辺でも行きましょう、
ということで、菅湖へやってきました。
写真は「嵯峨水道」の管湖からの写真です。
トンネルの向こうの明かりは日向湖の明かりです。
トンネルの壁には牡蛎がびっしりと付いており、
赤ちゃんフグが群れておりました。
ここまでは海水です。
いろいろ私なりに楽しいことを発見いたしました。
でも詳細は秘密にしておきます。



嵯峨水道のすぐ外で大きなフナが死んでいました。
ここは汽水・・・そういうことです。



まあ、五大湖の調査も終えて、
ジプシーの旅もそろそろ終わることにして、
最後は久々子湖へ抜けてきました。
ここで、のんびりと、残ったアオムシで
ハゼを釣ってみることにしました。



やはりこの季節は、ハゼでしょう。
15cmの綺麗な魚体です。
しかし、なかなか釣れませんでした。
昨年、今年、ハゼが極端に少ないように感じます。
代わりにやたらとセイゴが多くなったような
感じがします。



日曜日の夕方に帰宅いたしました。
土曜日夕方から日曜日の昼までの釣果です。
福井新港ではアジ1匹
神子では
赤ちゃんアコウ1匹、イソベラ1匹、赤ベラ2匹、
キューセン5匹、キス1匹
久々子湖ではハゼ1匹、赤ちゃんセイゴ2匹

水温がまだまだ高そうです。

 まったく、お恥ずかしい限りでして・・・。

 

 

DATE: 2008/10/13

タイトル: めっちゃかわいいスタッフの女の子・・・
ダイアンフィッシングセンター

記事番号: 411

午後からフライでもやるかと思い、
O氏とサンクチュアリへ行ってみましたが、
すごーい人で、特にフライマンが多いことに
ビックリしました。
では行き先を変えて・・・
にっぽんいちアタリの少ない管理釣り場
「ダイアンフィッシングセンター」へ行ってみました。
やはり空いてましたわ。
PM16:30から2時間券を購入しようと事務所へ
入ろうとすると、
「ご苦労様でしたぁー」のかわいい声。
「これから釣るんやわ」って言うと、
「あっ、すいませーん」のまたまたかわいい声。
「2時間ですね。2,000円です」と
チケットを発券する姿が、またまたカワイィ。
ココロの中で「この子メチャかわいいわ。
テレビのアイドル歌手よりカワイイで、ホンマ。
名前はナニ子ちゃんやろ?」と思っていたが、
スナックでもなし、名前なんて聞けるわけでもなし・・・。
結局無言で出てきました。シャイな私です。
事務所から出てきてO氏に
「あの子メチャかわいかったなー」って言ったら、
O氏も「メッチャかわいかったですねー」の言葉。
ここの主人はいつもオシャレなスーツやジャケット
を羽織って、山高帽をかぶっている。
まったくこの池には似つかわない。
きっとあの主人が言葉巧みにあの子を騙して
この池まで連れてきたんだー。
それにしてもカワイイ・・・
いままでこの池のスタッフは主人以外全て美人さん
でしたが、
今回は飛び抜けてカワイイのである。
えーと、何回「カワイイ」って言っただろうか?
今度から、ちゃんと朝早くここへ来て、
午前と午後の2回あの子からアメちゃんを受け取ろうっと。
このことは明日K氏にも伝えてやろう。



さて、私は、アタリの1回でも出ればいいか、
なんて思ってチンタラ釣っていると、
早々と日が暮れてきました。



まったくインジケーターが見えませんがな。
PM18:00過ぎにはまったく見えず。
アタリのないまま撤収してきました。
ここは日本一デカいサカナばかりの池ですが、
日本一アタリの少ない池でもあります。
でも、日本一カワイイスタッフの女の子がいる池です。
我々が来たときは事務所の外で釣り客とだべってましたよ。
早く顔見知りになって、
オレもあの子と喋りたいねぇ。

 

 

DATE: 2008/10/19

タイトル: 晴天の秋空にのんびりとフライ釣り場へ

記事番号: 412

皆さん、私はときどき管理釣り場で
フライフィッシングもするのです。
先週の大安釣り池でのリベンジ
(美人のスタッフに?)も果たしたいのですが、
なんせ沢山釣れるほうが楽しいに決まってるし、
お金を支払ってボーズではやりきれませんわ。
というわけで、
本日はフィッシングサンクチュアリで竿出しです。
先週と同じく今週もフライマンの多いこと。
AM11:00に遅くやって来て、
後からむりやり割り込んで釣り座2人分を なんとか確保いたしました。



本日の同行者はスナックのマスターはやしくんです。
はやしくんからずっと以前から
「釣りを教えてください」と頼まれていたので、
やっとこさ一緒に来たわけです。
「 たぶん、サンクチュアリやったら、オンナでも
子供でも、なんぼでも釣れるで。
せやからはやしくんやったら「昔バスやってた」って
ゆうてたから、簡単に釣れるはずやわ」
と楽勝気分でやってきました。
・・・がっ・・・しかし・・・BUT・・・
まったく釣れまへんがな。
周りの釣り人もなかなか渋い表情です。
池の中へ手を突っ込んでみると、
この季節にしては意外と冷たいし、
これでなんで釣れへんのやろか?
タナを変え、フライの色を変え、
前に投げたり、後ろへな投げたり、
誘いをかけたり、いろいろ試してみましたが、
さっぱりアタリません。
はやしくん「ひょっとしてこのままボーズでしょうか?」
私「ガマンせえ、3時過ぎたらアタリだすから、
それまでガマンせえ」
3時まであと4時間我慢せんかい。
2人ともダラダラと首をかしげながら釣っていると・・・
あらぁ〜 
はやしくんが俺より早く竿を曲げているではないか。
 

まっ、私にもぼちぼちとアタリが出だして、・・・
うーん、蛍光ピンクが今日はまだマシか
・・・なんとか反応しよる。
時速2匹のペースで釣っておりました。
「たぶん、先週の日曜日に釣り大会やってたから、
相当にイジメられとるんとちゃうか?」
「毎日追加放流されているサカナも昔より少ない
 PM16:00の時点で、はやしくん3匹ぐらい、
私7匹ぐらい、激激激シブシブシブですわ。
 


どうせ釣れへんのやったら、もっとおもしろい
ドライフライで攻めてみましょうか?
フライで水面をわざとパチャパチャさせてやると、
水面直下までサカナが来ているのが見えました。
15−25cm程度のニジ君が盛んに
ウロウロ泳ぎ回っています。
それでもなかなかフライを咥えようとしませんでしたが、
日が陰ってきてPM16:30ごろからフライを咥え始めました。
そのうち、潜水艦のようなヤツが急浮上してきて
・・・ガバッ・・・パクッ・・・
反転・・・
アワセると・・・ゴゴゴゴゴーンと走り出し・・・
チィーッとラインが引き出されてゆく・・・
けどね、皆さん、この写真になるわけです。
本日いちばんデカいニジ君です。
50cmあるかなぁ?
#2ロッドでティペット6Xで10分ほど格闘して
やっとこさタモですくい上げました。
効き腕が痛くなりましたが、
「竿満月」状態とハラハラ感に笑みが絶えません。



「はやしくん、撮ってくれ」と記念写真をパチリ。
「はやしくんのもドライに付け替えてあげるわ」と、
はやしくんの仕掛けをドライに替えて、
PM17:00前ぐらいから2人で、ドライフライで
水面をパチャパチャ叩き始めました。
すると・・・ん?・・・えっ・・・
はやしくんが竿を曲げているぅ・・・
「やるやんコイツ。将来大物になるで」・・・
と思いながら「オメデトウ。初めてやのに、
なかなかドライで釣れへんで、上手いもんやわ」
と褒めていると、次も、その次も、またその次も、
またまたその次も、またまたまたその次も・・・
連続して6匹も釣り上げてしまったのでした。
PM17:30終了時間です。
ドライフライで、私5匹、はやしくん6匹。
はやしくん曰く
「ボク、ドライにメチャのめり込みそうです。
メチャおもしろいですわ。
感動してますよ」と嬉しいお言葉。
フライマンが1人増えそうです。

 

 

DATE: 2008/10/19

タイトル: 雑魚寝のような雑魚焼き

記事番号: 413

先週釣ってきたベラ、キス、ハゼ、セイゴ、アコウたちを
ゴマ油、塩、コショーで蒸し焼きにして、
酒のアテにしてみました。
天麩羅やフライにするのは面倒臭かったのでやめました。
ベラって旨いっすよ。ホンマ旨いっすよ。

どこやったかなぁ、テレビで、ベラの煮汁で
素麺のダシ汁作るところがあったなぁ、。

 

 


DATE: 2008/10/25

タイトル: 出撃前夜・・・

記事番号: 414

昨夜は私のマンションの管理組合の役員の皆さんが
私のためにささやかながら送別会を開いて
くださいました。
こんな何の取り得の無いちっぽけなサラリーマンの
私の為に、
わざわざ気を遣っていただきまして、
本当に有難うございます。
さて、本日はドラえもんマークの引越し屋さんが
見積もりに来られました。
引越し屋さん曰く「これ、どーしますか?」・・・
これとは・・・じつは福井新港4号のことです。
私「処分しますから、見積りに入れないでください。」

この福井新港4号は45CCの
本格4サイクルオフロードバイクなのですが、
すごいトルクなのです。
過去に私と重たい投げ釣りタックルを引っ張って、
あのクソ長い福井新港の南防の先端まで一気に
突っ走ってゆきました。
武器としては、最強武器です。
愛車のプロボックスの後部座席にも搭載できました。
こんなええ武器はございません。
しかしコイツの欠点は「ガソリン動力」なのです。
帰りに愛車のプロボックスに載せて北陸道を帰ってくると、
車内が「ガソリン臭く」て、
頭がクラクラしてくるところです。
彦根まで帰ってくると、吐き気と、シンナー中毒に
悩まされたことが原因で、
昨年と今年は全く出動しなくなってしまったのでした。



さて、次にドラえもんマークの引越し屋さんが、
今度は、「これどうしますか?」と訊いてきました。
これって・・・福井新港3.5号です。
じつは、これは福井新港専用として、
極秘で開発を進めていた南防攻略アイテムだったのですが、
トラブル発生、
そして「過去のもの」となってしまった秘密兵器なのです。
スーパーミニチュア「カワサキ・ニンジャ」
35CC2サイクルドラッグスペシャルでした。
試運転走行時にアクセル開度が小さ過ぎて、
点火プラグがカブッてしまって、白煙モウモウ、
・・・果ては動かなくなってしまったのでした。
また、小さ過ぎて、ヒザを折り曲げたままの体勢で
運転するのが非常に辛いのです。
釣りに行く度にこんな現象が再現したら大変厄介なので、
コイツは開発中止としました。
じつは福井新港3号という電動自転車がすでにあって、
さらにさきほど紹介した福井新港4号との狭間で
コイツの開発を進めていたので、
福井新港3.5号なのです。
ちなみに、福井新港3号の電動自転車は
大変楽チンだったのですが、
雨天の中で出動した際に、スイッチ系統が漏電して、
南防の上で勝手に暴走した怖い経験があるので
コイツも没になっております。
引越し屋さんは何も言いませんでしたが、
たぶん「何しとんじゃ?コイツ、ええ歳して、
子供みたいなヤツやな。
生活に関係の無いもんばっかりやな・・・」
と思っているに違いない。



愛車に載せた「福井新港3.5号」は可愛くこんなカンジです。



さて、今晩から、最後の出撃です。
 有終の美を飾りたいと願うばかりです。
 来月11月12日から、私は、突然の異動命令により、
さいたま市民になります。
しかし、このページは引き続いて、
関東地方周辺から果ては東北地方ぐらいまでの
釣り日記で満たしてゆこうと思っております。
滋賀県という海の無い場所の投げ釣り師が1名、
来月になれば同じく埼玉県という海の無い場所の
投げ釣り師になるだけだと、私は思っております。
あちらにはスーパーアイナメって言う
ビッグなのがいるじゃないですか。
不安もありますが、ワクワク感もありますよ。

では、今夜の北陸最後の出撃をご期待ください。けんぼう

 

 

DATE: 2008/10/26

タイトル: 10月26日能登島鴫島入り江での釣果

記事番号: 415

本日はくたくたになって帰宅。とりあえず速報として掲載します。

私 :イシ35cm、29cm、29cm

O氏:イシ37cm、35cm、35cm、34cm、32cm
イシ29cm、27cm、 マコ30cm

2人で11枚。詳細は後ほど掲載します。

 

 

DATE: 2008/10/26

タイトル: 北陸での最終は能登島で
カレイと決めていました。前編

記事番号: 416

異動前の最後の釣行は能登島と決めていました。
しかし能登島は遠いです。
1人では負担が大きいので、
O氏に同行してもらうことにしました。
まずはO氏のディーゼル車に乗って彦根から敦賀まで
チンタラと湖岸道路でやってきました。
そして港公園のデッキから、
我が家に半年間滞在していたハタ夫君、鯛君、ハオコゼ君を
放流してやりました。
皆さん、私は本当はココロ優しい人間なのです。
しまお君のときは思わぬ事故でトイレから脱出されて
流れて行ってしまいましたが、
普段は水槽の住人は一定期間が過ぎると、
海へ返してやるようにしております。
このように日頃から「良いことを心がけている」
と思わぬ良いことが我が身に訪れるかもしれません。
無事、放流し終わると、
魚流さんとこで「アオムシ4000円」の大奮発。
思わず「北北東へ進路を取れぇええ」
「島を攻略せよ」と叫びたくなります。



さて皆さん、この日は南から北へ風速10メートルという
台風並みの強風が吹き荒れており、
当初の狙い目である太公望ポイントでは、
とてもじゃないけど立っていられず
三脚が飛ばされそうでした。
仕方がないので鴫島入り江の左奥に
陣取ることにしました。
でも「まだまだ水温が高いし、
カレイにはまだ早いんじゃないの?
クリスマスぐらいがいいのでは?」
と半信半疑で釣っておりました。
ここは背後と左後ろの山が南風を完全にブロック
してくれるので、全くの無風でした。



AM5:00ここではこの時間お約束の
キスが釣れはじめました。
この他にもチャリコがエサ取りとして
ウジャウジャ釣れました。


AM6:00頃はまだキスの時間帯でした。
ここまでキス10匹、
チャリコ数え切れないぐらい釣れました。
この日は予想して釣り針を11号にサイズを落として
いたからよく掛かってきます。
いつもここでは夜明け頃に
「妙に大きなアタリが出るのにまったく針に乗らない」
という現象が発生します。
たぶん、大ギスの仕業なんじゃないかと思っていました。

もしカレイがいるならたぶんAM7:30〜8:00頃から
アタリが出るはずです。

 

 

DATE: 2008/10/27

タイトル: 北陸で最後の釣行は能登島のカレイと
決めていました。後編

記事番号: 417

暗いうちはキスとチャリコばかりでしたが、
鴫島入り江の左奥の陣地には
風がなくて過ごしやすく、
夜明けまでまったりと過ごしておりました。
夜明けと共に徐々にアタリが少なくなって、
このまま終わるのでしょうか?
エサも取られなくなってきました。
しかし、この頃からうつとおしいケムシが
絶えず釣れてきて、イライラしておりました。
太公望などの他のポイントは嵐のごとく
荒れまくっておりましたが、ここだけは無風であり、
遊動式仕掛けなのでケムシのアタリも判る始末。



AM7:30突然私の竿に竿尻が浮く程の大きなアタリが出て、
巻き取ると抵抗しながらかなりの重量感です。
産卵前のプリプリの29cmのイシカレイを釣り上げました。
10月のこの時期に、カレイが西日本地方よりも早くに、
本当に釣れたなんて。感動です。



ところがですよ。
すぐに私の竿にはアタリが途絶えて、
代わりにO氏の竿にアタリが連発しだしました。
この日は午前中にアタリが集中して
O氏はイシ37cm、35cm、35cm、34cm、32cm、
29cm、27cm の7枚と、
さらには30cmマコガレイも釣ってしまいました。
どうも私より右に陣取るO氏のさらに右前方に
カレイの巣があるようです。
しかしテトラ帯が邪魔して、
それより右へ投げ込めませんでした。



私もなんとかイシ35cm、さらに29cmを追加しましたが、
この日は3枚ゲットで終わりました。
それでも大満足の結果です。



皆さん、この風景、覚えておいてください。
今冬はけっこういけそうですよ

10月29日の釣果 2人で11枚、うちイシ10、マコ1

最高サイズはO氏のイシ37cm

私は35cmが最高でした。

人間とはええ加減なもので、
O氏は昼頃から「数量はええから40cm以上が欲しい」
と贅沢なことをぬかしておりました。

この日は強風が吹き荒れて時雨れたり、寒かったりの、
神様は天候まで演出してくれて、
まさに「冬の日本海のカレイ釣り」を
たっぷり味わうことができました。

忘れませんよ。・・・北陸釣り紀行。


  

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