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けんぼうの釣りと暮らし2005.6 ようこそ!



DATE: 2005/06/25(土)

タイトル: ニジマスの南蛮漬けをたくさん作ったので。



 
主婦の方がアクセスされたら是非とも見ていただきたい。
特に夫が酒飲みならば、なおさらこの南蛮漬けの作り方を
メモしていただきたい。
私は休日になると釣りに時間を費やしていますが、自然の中で
五感を磨いて、更なるレベルアップを図ろうと、
常に向上心を求める姿勢を大切にしています。
趣味を通じてより高い次元をめざしているのです。
最近どこの飲み屋へ行っても、
酒のレベルに相当するような肴が無い。
手間隙掛けた料理の一品が無いのである。
とりあえず市場で買ってきた養殖漁の刺身を並べておけば、
客は黙って酒を飲むものと、勘違いしている主人が多過ぎます。
とっても残念だ。
チェーン店の居酒屋はコストパフォーマンスが要求される。
それゆえに「インスタント」
「時間の短い」料理方法にやむなくされる。・・・
だけど美味しくない。・・・味が浅い。
味が大雑把である。
文句があるのならば、もっと単価の高い料亭へ行けってか?
そうかもしれない。
まっ、そんな話、家庭の主婦には判るわけが無い。
かなり横道へ逸れてしまいましたが、
久々に気合いを入れた私のスペシャルメニューを作りました。
こう見えても、私はギョーザとカレーと南蛮漬けだけは
誰にも負けない自信があります。
以前からサラリーマンを止めたら「居酒屋けんぼう」を
やろうかと悩んでました。
私は「高い素材ならば美味しいのはあたりまえ。
もっと安い素材で手間隙をかける・・・
それが旨い証拠になる。」
能書きはどうでもいい。
今日釣ってきたニジマス、アマゴ、イワナを使って
南蛮漬けを作ってみました。
素材の検討、野菜・薬味の検討、ダシ、スープの検討 
これらの要素が旨さを決める。
素材はニジマス、アマゴ、イワナである。
それぞれ3枚におろして、水分を切っておく。
の3枚とは見事な3枚である(笑)。一口サイズに切る。
まずは衣の多い唐揚げ、いや天婦羅にするので、
体積収縮することを考えて少し大き目に切ること。
ニジマス、アマゴはうろこがあるので事前に除去しておくこと。
この季節は野菜でクールダウン「暑気払い」という意味が強い。
だから野菜の匂いで、食欲を持たすように考える。
玉葱、青葱、おおば、かいわれ、みょーが、にんにく、
土しょーが、梅肉などを上手にブレンドしよう。
その他視覚にうったえて、にんじん、パプリカなどの
赤、黄、緑のはっきりしたものを加える。これが大事。
ドレッシングと天つゆの組み合わせがベース。
そして酢にこだわろう。
大人向けにはラー油が必要。中華の味付けが良く合う。
その他、テンプラ粉が大切だ。
小麦でんぷんは比較的耐水性が良くて、油で揚げたあとで
ダシ汁が滲みにくいので、片栗粉を混ぜる。
比率は50/50ぐらい混ぜよう。
でも片栗粉を多くすると油が汚れ易い。
私はここで一工夫していて、ピーナッツなどのナッツ類を
粉にして、小麦粉にまぜる。
油であげたときに香ばしい匂いがして食欲をそそる。
そんなところかな。
写真に写っている左のボウルに天婦羅にされてダシ汁に
漬けられている素材であり、
右側のボウルにはカラフルに見せるための玉葱、青葱、
パプリカ、にんじんなどが刻んである。
まっ、主婦の方々、いちど挑戦して欲しい。
夫は旨い料理があれば、まっすぐに帰ってくるはずだ。
でも・・・でも・・・うーん、
「亭主元気で留守がいいってかぁ」。笑。





DATE: 2005/06/26(日)

タイトル: うんちく垂れた南蛮漬けがイマイチに仕上がる。



 自作ニジマスの南蛮漬けを味見してみました。
「うーん、スパイスを効かせたわりには
マイルドに軟らかく仕上がっていました。」
「横浜中華街の居酒屋の味を付けたつもりが、
なんと南フランスのプロバンス地方の家庭料理の味付けに
仕上がってしまいました。
でも旨いから・・。」
もう少し味付けを修正して、イタリアシチリア島の味付け
ぐらいにはしたいものだ。
管理釣り場で釣ってきたニジマスも捨てたもんじゃないよ。
なかなか旨いですよ。

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