急いで仕事から帰ってきました。おなかがペコペコです。
いつもならコンビニで適当にみつくろって買って帰るのですが、
今晩は違います。
昨日仕込んだ刺身を戴きましょう。
イシカレイの刺身、スズキの刺身、そして三国で買ってきた
浜茹でセイコガニ。
それに彦根の地酒「金亀」キンカメ。
まず、イシカレイに箸を伸ばす・・・「う・ま・い」。
ほのかな甘味と旨さがじつに上品です。
続いて、スズキに箸を伸ばしました。・・・
「ん？味が薄い？と言うか味が若い」です。
もう少し置いておいたほうが良かったかも・・・。
そしてセイコガニの甲羅を後ろから外して、
カニ味噌の部分に噛り付きました。
「美味いに決まっているだろ・・・
でも少し塩加減が効きすぎてしょっぱい」です。
長持ちさせるために茹でるときに加える塩がきついのでしょう。
ここで金亀のぬる燗を一口戴く。
これが口の中をニュートラルに戻してくれました。
これらの食材に引けを取らぬ穏やかな余韻を残してくれました。
天気予報では明日から三国港は大時化になると聞いています。
時化が続くとカニの水揚げが減って、相場が騰がると聞く。
カニは旨いがその味は力強過ぎてやや上品さに欠けます。
今日頂いたカレイやスズキの良さが本当に判るようになるには、
まだまだ精進が足りないかな。
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